7月6日に日本から帰ってきました。実際に内覧に入るにはローンの事前審査とも言える Pre-Approvalをとっている事が必要です。我々は6月に日本に帰っている間にメールでLenderとの間で書類のやりとりをしてPre Approvalを出してもらっていました。アメリカに戻ったら2週間の自宅待機をして、それが終えたらすぐに内覧を開始するつもりでした。が、少し前に日本に帰っていた友人に聞いたところ、ワクチンを接種していて、フライトに乗る前のPCR検査結果が陰性であれば、特に自宅待機は要らないとのこと。本当はアメリカに入ってきてからPCR検査をして陰性であるのが条件だったのかもしれませんが、この情報を聞いて、2週間は待機せず、5日の待機で週末からは内覧に入ることにしました。
内覧希望の物件は毎日のように送られてくるConnectMLSのデータベースからの情報を見て決めます。ちなみにConnectMLSのデータベースには以下のような情報が載ります。もちろん屋外、室内の写真も数十枚載っています。


一覧表示されるとこんな感じです。

「そろそろ内覧に行きたいです」とRealtorに伝えたタイミングで、検索エリアと希望の条件を見直しました。7月10日までに選んだ中から5軒程の内覧をRelatorにお願いし、順次アポイントを取ってもらい、さらに追加でマーケットに上がってきた物件から見たい物件を伝え、7月11日をスタートに1週間の間で合計13軒の家を内覧しました。
中には、リビングの床に子供のおむつが転がっていて、とても買い手の内覧を受けられる状態ではない家もあったかと思うと、豪華で統一感のある家具をレンタルし、モデルルームのように飾って内覧を受け入れる家もありました。個別のアポイントを取って入る内覧は基本的には30分の枠で、その間は売る側の家族は家を空け、他の人も入らないで中を見ます。場合によっては30分見終わる頃には次の人たちが外で待っているということもありました。
半分くらい見たところから見るべきポイント、外せないポイントがわかってきました。これらは以下のポイントですが、それをチェックシートにして記入しながら家の中を見て回るスタイルで内覧を行いました。
- 玄関に軒先がある (宅配がそのまま玄関先に置かれるので、雨除けに軒先が必要)
- 玄関を入ってすぐにキッチン、リビング ではない
- キッチンのグリルはガス
- グリルと流しが同じ側
- キッチン作業スペースが広い
- キッチン、リビングから庭へのアクセスがある
- パティオがある
- Master Bedroom バスタブが深い
- BasementはFinished
- Basementにカビ臭がない
- Basementの天井に染みがない
- 洗濯乾燥機はガス
- キッチンが明るい
- 洗面所が明るい
- 全体的に変な臭いがない
7月16日に12軒の内覧を終えた時点では、全員が「ここなら文句なしに住みたい」と言える物件には当たらず、妥協すればまあ選べるかという物件が3軒残っている感じでした。7月16日の内覧後にマーケットに出てきた物件がデータベース上の内容、写真ではとても気に入ったので、その物件を翌日17日に見たい件をRealtorに伝え、さらにこの時点で残っている3軒と、翌日の1軒との中からそろそろ決めたいということを伝えました。今、住んでいるTown Houseの契約が10月末までなので、それを延長したくはなく、遅くとも10月末までには引越しを完了したい、そうすると逆算して7月中には物件を決めたいというのがこちらの意向でした。
翌7月17日の内覧の様子は次の投稿にて書きます。